
本来、多目的(多機能)トイレとは、車いす使用者が利用できる広さや手摺などに加えて、オストメイト対応の設備、おむつ替えシート、ベビーチェアーなどを備えることで、車いす使用者だけでなく、高齢者、内部障がい者、子ども連れなどの多様な人が利用可能としたトイレのことです。
尚、最近では、乳児用ベッドに替え乳児から大人まで使用できる「ユニバーサルシート」を設置しているトイレも増えています。
今回は『TOTOのパブリック向け商品より多目的トイレ』のご紹介です。
他のメーカーでも紹介されていますが、どれも『ユニバーサルデザイン』の多機能性に優れています。
ここ大事↓
【多目的トイレが使えないと困る人がいます】
国の利用実態調査では、車いす使用者の約94%の方が多目的トイレで待たされた経験があると回答し、車いす使用者などの障がい者だけでなく、高齢者、子ども連れなどによる利用が集中して、使いづらくなっているという指摘をしています。
車いす使用者は、広いスペースが必要なので多目的トイレを使用しています。また、筋力が弱っているなどの理由で我慢できない人もいるので、一般のトイレを利用できる人が、多目的トイレを利用することは控えましょう。